(2010)生オペラと歌曲の
アフタヌーンコンサート出演者紹介
第14回['11.12.20]:
《 針生 美智子(はりゅう・みちこ) 》-ソプラノ
- 小樽市出身。札幌大谷短期大学音楽科声楽コース卒業、同専攻科修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。北海道文化財団芸術家海外研修員、文化庁派遣芸術家海外研修員としてローマに留学。
- 第2回藤沢オペラコンクール第1位および福永陽一郎賞受賞。第7回ハイメスコンクール第1位。1999年サンタ・マルゲリータ・リグレ国際声楽セミナーで大賞(第1位)受賞。同地において、「リゴレット」のジルダで出演。オペレッタ協会、東京オペレッタ劇場、藤沢市民オペラ、北海道二期会、日生劇場、二期会、新国立劇場などで活躍している。 2010年には二期会オペラ「魔笛」の夜の女王、2011年11月には日生劇場「夕鶴」のつうを演じ、好評を博した。
- 現在、二期会会員、東京オペラプロデュース・メンバー、東京室内歌劇場会員。
《 平塚 洋子(ひらつか・ようこ) 》-ピアノ
- 東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。在学中より室内楽、器楽、声楽伴奏の活動を始める。ザルツブルクモーツァルテウム音楽院にて、白井光子、ハルトムート・ヘル両氏にドイツリート解釈を師事。またオペラマスタークラス、研修のため度々渡欧。
- 現在は声楽家の共演ピアニストとしても数多くの演奏会に出演している。NHK-FMリサイタルやCDなど録音も多い。またオペラの音楽スタッフとして東京二期会、藤原歌劇団、新国立劇場、日生劇場ほか数多くのプロダクションに携わり、公演の成功に貢献している。オーケストラで鍵盤楽器を担当する事も多い。
- 文化庁オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所、日本オペラ振興会育成部講師を経て、現在東京二期会ピアニスト、オペラ研修所ピアニスト、日本声楽家協会講師、聖徳大学音楽学部兼任講師。
第13回['11.11.15]:
《 樺沢 わか子(からさわ・わかこ) 》-メゾ・ソプラノ
- フェリス女学院大学大学院修士課程声楽専攻修了。ドイツ・ブレーメン芸術大学を経て、カッセル市 立音楽院大学院修了。さらにライブツィヒ音楽大学のR.ウェルナー教授のもとで研鑽を積む。
- これまでに「魔笛」侍女Ⅱ・Ⅲ、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、「フィガロの結婚」マルチェリーナなどを演 じた他、ヴィヴァルディ「グローリア」、ペルゴレージ「スターバトマーテル」、モーツァルト「レクイエム」の ソリストを務めた。ドイツ歌曲をメインにしたコンサートを積極的に行っており、今夏にはドイツ・ブレーメ ンでリサイタルを開催した。
- 日本声楽アカデミー会員。東京室内歌劇場会員。
《 池沢 由香子(いけざわ・ゆかこ) 》-ピアノ
- 桐朋学園大学附属「子供の為の音楽教室」を経て洗足学園音楽大学器楽科卒業。 97年ペストブレイヤーズコンクール入選。98年ハンガリー国立リスト音楽院教授キラーイ・チャバ氏 のマスタークラスを修了、ディプロム取得。
- 2000年より度々渡独、「日独リーダークライスマスタークラス」にて更なる研鑽を積む。 在学中より伴奏活動を始め、演奏会・コンクール・放送等での伴奏の他、ミュージカルのステージピ アノや、数多くのオペラのプロジェクトのコレペティ・字幕指揮・ブロンブ等を務める。
- オペラ・歌曲伴奏法を森島英子・平島誠也、呉恵珠、S・ダダスの各氏に師事。国際芸術連盟会員、東京リラの会ピアニスト
第12回['11.10.18]:
《 河内 夏美(かわうち・なつみ) 》-ソプラノ
- 鎌ヶ谷市在住。武蔵野音楽大学声楽科卒業。東京芸術大学音楽学部別科終了。
- これまでに蝶々夫人、椿姫、修道女アンジェリカなど数多くのオペラに主演。昨年夏に童謡組曲「12ヶ月の子守唄」の9月から12月を歌い、CD発売中。宗教曲ではモーツァルト作曲「レクイエム」、「戴冠ミサ」独唱を務める。現在 親子でオペラに親しむ会主宰者。
- 二期会会員。日本声楽アカデミー会員。東京室内歌劇場会員。
《 前田 佳世子(まえだ・かよこ) 》-ピアノ
- 東京芸術大学作曲科卒業。2009年度、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門・中田喜直賞の部・優秀賞受賞。
- コンサート、FM放送等て数多くの声楽家と共演。また、オペラの音楽スタッフとして活躍。2004年から作曲を再開。歌曲集を二冊出版し、多くの歌手によって歌われている。
- 現在、東京芸術大学非常勤講師、日本作曲家協議会会員。
第11回['11.09.20]:
《 浪川 佳代(なみかわ・かよ) 》-ソプラノ
- 石川県金沢市出身。洗足学園魚津短期大学声楽科、洗足学園音楽大学声楽科を、共に首席で卒業。同大附属オペラ研究所、二期会オペラ研修所修了。石川県芸術インターンシップ在外研修員としてイタリアに留学。
- オペラでは「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「椿姫」「カルメン」「ワルキューレ」「ヘンゼルとグレーテル」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」「ファウストの劫罰」「チャールダーシュの女王」「メリー・ウイドー」「耳なし芳一」等に、声種を超えた複数の役で出演。
- そのほか、「第九」「レクイエム(ウェルディ)」、文化庁「子供のための優れた舞台芸術体験事業」等ソリストとして出演。
- 二期会会員。東京室内歌劇場会員。
《 河崎 恵(かわさき・めぐみ) 》-ピアノ
- 桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。
- ピアノを山田朋子、竹内啓子、奈良場恒美の各氏に師事。
- 卒業後は合唱や声楽、器楽、バレエの伴奏者として活動中。
第10回['11.08.16]:
《 松原 典子(まつばら・のりこ) 》-ソプラノ
- 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞を受賞。第15回日仏声楽コンクール入選。第29回ソレイユ音楽コンクール入選。
- これまでにオペラでは、二期会ニューウェーブオペラ・モンテヴェルディ《ウリッセの帰還》の愛、横浜オペラ未来プロジェクト《フィガロの結婚》バルバリーナ、オッフェンバック《ホフマン物語》オランピア、ヘンデル《アリオダンテ》ダリンダ役などで出演。第56回「芸大メサイア」のソリストを務める。
- 近藤政伸、小泉惠子、角田和子の各氏に師事。 二期会会員。東京室内歌劇場会員。
《 穴見 めぐみ(あなみ・めぐみ) 》-ピアノ
- 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。藝大在学中(財)野村学芸財団の奨学生となる。
- 作曲家として宇部フロンティア大学の校歌を手がける他、以前より制作している金子みすゞの詩による歌曲はソプラノ歌手、日比啓子氏のリサイタルで演奏された他、多数の歌手によって演奏されている。
- 伴奏ピアニストとして、これまでにバリトン歌手河野克典氏をはじめ、多数の歌手のピアニストとして各地でコンサート・コンクール伴奏を務めている。2011年5月、二期会week in サントリーホールに出演し、好評を博す。
- 現在、日本声楽家協会・東邦音楽大学総合芸術研究所伴奏ピアニスト。初音音楽教室講師。山口県音楽協会会員。
第09回['11.07.19]:
《 岡元 敦司(おかもと・あつし) 》-バリトン
- 国立音楽大学首席卒業。パルマ国立音楽院、フェラーラ国立音楽院の各アカデミー、ボローニャ大学特別演奏学科、オルテ・バロック音楽マスターをグローリア・バンディテッリ女史のもとディプロマ各取得、その後ウィーン国立音楽院マスタークラスにて声楽最高位でディプロマ取得。
- 皇居桃華堂御前演奏会、イモラ市立劇場で「フィガロの結婚」伯爵役、ファエンツァ市立劇場にて「リゴレット」モンテローネ役、チェント市立歌劇場、アルジェント公立劇場では「椿姫」ジェルモン役。またローディ市立歌劇場での「リゴレット」マルッロ役はL'OPERA誌に"輝きのある高貴な声"と評される。
- 最近では「ワルキューレ」ヴォータン役に抜擢され好演を博す。また新国立劇場にて初演されたフィリップ・グラス作曲「流刑地にて」タイトルロール代官役、「グランマカーブル」黒大臣役など、現代作品にも積極的に取り組んでいる。
- 最近の東京室内歌劇場定期公演では昨年12月「ラ・カリスト」ジョーヴェ役を演じ好評を博す。JJMから"AVEMARIA"と MUSICCAP SAPPOROから"VIVERE~生きる~"にてCD収録、好評を得ている。
- 矢田部賞、NTTドコモ賞、フランチェスコ・アルバネーゼ国際声楽コンクール特別好演賞ならびに第4位、ラベッロ国際声楽コンクールにて入選。特にワーグナー作曲作品においては"最良の声質"と評価を得ている。ウィーン・リヒター記念ベーゼンドルファー国際音楽コンクール第2位、第22回ハイメスコンクール第1位。
- 東京藝術大学大学院在籍、東京室内歌劇場会員。
《 菊地 珠里(きくち・じゅり) 》-ピアノ
- 国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、国立音楽大学を卒業。同大学院修了。2003年ドイツ国立ハノーファー音楽・演劇大学へ留学。同大学をピアノ・室内楽ともに最優秀の成績で卒業し、最高課程であるソロクラスにて研鎖を積む。
- 国内外のコンクールに入賞し、2004年よりハノーファー,ブラウンシュヴァイクをはじめ、ドイツ各地にてリサイタルを行い好評を博す。また日本でも、ソロ,デュオ,室内楽など幅広く演 奏活動を行っている。
- これまでに、菊地真美,吉野康弘,岡山京子,マーティン・デュリエ,クリストファー・オクデン各氏にピアノを、徳永二男,金木博幸各氏に室内楽を師事。現在、国立音楽大学附属中学校・高等学校ピアノ講師として、後進の指導にあたっている。
第08回['11.06.21]:
《 前川 朋子(まえかわ・ともこ) 》-ソプラノ
- 国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。ロータリー財団国際親善奨学生としてドイツ留学。 アカデミア・ムジカーレ・ドニゼッティ(伊)ディプロマコース修了。
- 東京室内歌劇場ではオペラ「ラ・カリスト」(怒り)
「ゲノフェーファ」タイトルロールを歌う。 - オペラ以外では、日本イタリア協会ガラ・コンサートや、 ロベルト・シューマン「女の愛と生涯」によるリサイタル、 モーツァルト「レジーナ・チェーリK127」などのソプラノソロを務める。
《 伊藤 友香(いとう・ともか) 》-ピアノ
- 京都市立芸術大学音楽学部卒業。1999年よリオランダ・アムステルダム国立音楽院に留学。 2001年ディプロマ修了。
- 第4回日本クラシック音楽コンクールビアノ部門入賞。現在は声楽家の共演ピアニストとしで活躍中。
第07回['11.05.17]:
《 浦田 佳江(うらた・よしえ) 》-テノール
- 洗足学園大学音楽部声楽卒業。第22期日本オペラ振興会オペラ育成部修了。築地文夫、森靖博、ジョルジオ・ロルミ、斉田正子諸氏に師事。
- オペラ「マルタ」レディ、「フィガロの結婚」花娘、 スザンナ、「メリーウィドー」ジュジュ、 「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、 魔笛」クナーべ、ミュージカルでは「サウンド・オブ・ミュージック」マリア 「オズの魔法使い」ライオンに出演。その他コンサート、ミサ曲のソリストとして出演。
- 藤原歌劇団準団員。東京室内歌劇場会員。
《 藤原 桂子(ふじわら・けいこ) 》-ピアノ
- 山形大学教育学部特設音楽科卒業。ピアノを小野崎通男、故神野明の各氏に、伴奏を田中光氏に師事。
- 北日本ピアノコンサート、〈日本・ポーランド国交樹立記念及び国際ショパン年記念〉コンサート等に出演。
- 多数のコンクールやリサイタルで伴奏者を務める他、オペラや法人作曲家の初演の作品に稽古ピアニストとして参加し研鐙を積む。NHK-一一FMリサイタルに伴奏者として出演。
第06回['11.04.19]:
《 齋藤 忠生(さいとう・ただお) 》-テノール
- 秋田県生まれ、ベルカントの張りのある輝きを備えた美しい声の持ち主で、たぐいまれな演技力と表現力でキャラクターテノールの第一人者である。大谷洌子、畑中良輔、宮本昭太の諸氏に師事、ステージマンとしては一世一代のエンターテイナー故立川清登氏に強い影響をうけた。
- 立川清登氏にその驚異的な天分と音楽的才能を認められ、1971年二期会公演「こうもり」のアルフレード役でデビューを果たした。
- オペラの出演代表作品としては、「パリアッチ」のべッペ「魔笛」のモノスタートス、「フィガロの結婚」のドン・クルツィオ「マダム・バタフライ」のゴロー、特に小澤征爾氏の指揮「ホフマン物語」のアンドレ、コシュニーユ、フランク、ピティキナッチョ、の四役を見事にこなし話題となった。その他「ポリス・ゴドノフ」「ファルスタッフ」等の作品にも彼の指揮で出演している。日本の新しいオペラへの出演も多く、代表作として 三木稔作曲「ワカヒメ」「静と義経」三枝成彰作曲「忠臣蔵」池辺晋一郎作曲「死神」青島広志作曲「火の鳥」「黄金の国」等に出演している。
- ■オペレッタ■「こうもり」のフロッシュ「メリーウィドー」のニェーグシュ、「天国と地獄」のハンス・スティックス、「学生王子」のデトレフ、ルッツ等で常に重要な位置をしめ、彼なくしては上演が難しいといわれる作品も数多い。特に「メリーウィドー」のニェーグシュ役は百回をこえる公演に出演している。
- ■ミュージカル■1981年~1983年松本幸四郎主演のミュージカル「スウィニートッド」(帝国劇場)ピレリ役で出演し大好評を博したほか、シアターアプルのミュージカル「シカゴ」のメアリーサンシャイン、シアタPtコクーンの「真夏の夜の夢」等に出演。NHK「ドイツ語講座」「ウルトラアイ」「ベートーベンになりたかった男」、TBS「うっかり婦人とちゃっかり婦人」の四谷巣鴨役、テレビ朝日「妻と夫の危ない遊び」、チ ェーホフの「結婚申込み」等に出演。
- ■歌手としての最後の集大成として現在取り組んでいるのが、現代日本を代表する作曲家である間宮芳生の作品である。オペラ「人買い太郎兵衛」オペラ「夜長姫と耳男」「鹿踊りの始まり」「ユメタガイ・ナナグラテンチ・ツガイダン」「日本民謡集」1997年菅江本奥じゃうるりその一「枡がまくらに」/1998年菅江本奥じゃうるりその二「しほひかり」1999年菅江本奥じゃうるりその三「鬼ぶし」斉藤は間宮芳生の作品について下記のように言及している---
- 「一度その中に入ると、血が沸き、肉が踊り、さむけがして、心の中に眠っている何かがたたき起されるような気持ちになる。多分それは間宮氏の音楽的アイデンティティ追求の為の対象のなかに、日本の国に古くから伝わる伝統音楽・民族音楽が根底に流れていて、その流れが過ぎ去った子供のころの村祭りの思い出につながって行くからかもしれない。同じ奥羽に生まれ、空気の味、水の色、木の香り、山菜のほろにがさ、言葉のあまさ、雪の大きさ、自然に祈る人達、数えれぱきりがない、彼の作品にめぐり合わせて下さった神、仏に感謝。」
《 久保 晃子(くぼ・あきこ) 》-ピアノ
- 東京音楽大学ピアノ科卒業。藤原歌劇団、東京室内歌劇場など数々の主要なオペラ団体で音楽スタッフとして活躍。ソロやアンサンブル、スタジオ録音など多方面に渡って音楽活動も 行っている。
- また日本オペラ振興会歌手育成部ではオペラ歌手をめざす後進の指導にあたっている。 国内だけでなく、海外でのオペラ公演にも同行。音楽祭、コンサートにも出演。
- 97年文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学し、ローマ歌劇場にて研修、アカデミアにてディプロマ・特別賞を取得。
- 藤原歌劇団、東京室内歌劇場器楽会員、日本演奏連盟会員。 日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師、東京藝術大学演奏研究員。
第06回['11.03.15]:東日本大震災のため中止
第05回['11.02.15]:
《 北條 聖子(ほうじょう・しょうこ) 》-ソプラノ
- 東京芸術大学音楽学部声楽科 卒業。
- つんく♂プロデュースにより「題名のない音楽会21」でクラシック娘。のメンバーとして出演。宗教音楽、歌曲、オペラ、オペレッタ、ミュージカルに多数出演し、バレエ、社交ダンス、アルゼンチンタンゴを踊るマルチ歌手。また、「北條聖子の一人芝居」というオリジナルジャンルを持つ。
- 2002年度文化庁芸術インターンシップ国内研修員。東京室内歌劇場会員。二期会会員。
《 柳津 昇子(やないづ・しょうこ) 》-ピアノ
- 東京都立芸術高校を経て東京芸術大学卒業。
- 第10回ピティナ・ヤングピアニストコンペティションD級銀賞。第43回全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞。これまでにピアノを只野裕子、成田ゑみ、播本三恵子の各氏に師事。
- ソロ、室内楽で演奏活動を行う他、日本オペレッタ協会のピアニストを務めている。
第04回['11.01.18]:
《 吉村 美樹(よしむら・みき) 》-ソプラノ
- 京都府出身。相愛大学音楽学部声楽科卒業。関西二期会オペラ研修所修了。 第1回東京声楽コンクール第1位。第6回万里の長城杯国際コンクール第1位お よび審査委員長賞受賞。第2回21世紀日本歌曲コンクール第3位。第7回JILA 音楽コンクール第3位。第42回日伊声楽コンコルソ入選。
- オペラでは2007年ミラマーレ・ムジカ公演「魔笛」夜の女王役で東京デビューを果たす。2008年東京二期会公演「ワルキューレ」ヘルムヴィーゲ役で二期会デビュー、続けて東京二期会公演「ナクソス島のアリアドネ」ナヤーデ役に出演。その他、采山昌良オベラノート「魔笛」夜の女王、東京アマデウス管弦楽団35周年記念「魔笛」夜の女王、その他、「リゴレット」ジルダ・「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ・「ラ・ボエーム」ムゼッタ・「泣いた赤鬼」ナレータ・「電話」ルーシー・「コーヒー・カンタータ」リースヒェン・「ディドとエネアス」ベリンダ他、在学中、相愛オペラ「フィガロの結婚」スザンナ・「コシ・ファン・トゥッテ」デスピーナに出演。
- 2009年東京室内歌劇場公演「ル・グラン・マカーブル」アマンダ、「妻を帽子と間違えた男」P夫人、兵庫県立芸術文化センター・東京二期会・愛知県文化振興事業団共催「カルメン」フラスキータ役に出演。
- 現在、東京室内歌劇場会員・二期会会員。
《 八木 智子(やぎ・ともこ) 》-ピアノ
- 東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同研究科修了。
- コンサート、合唱団等との共演の他、新国立劇場、二期会を始め各地のオペラ団体の音楽スタッフとして 活躍している。また2004年より東京フィルのコーラスピアニスト及び鍵盤奏者として、チョンミュンフンを始め著名な指揮者の稽古、公演に参加している。
- 現在、東京音楽大学及び大学院非常勤講師、同付属高校講師。(財)二期会他ピアニスト。平成12年度文化庁インターンシップ芸術研修員。
第03回['10.12.21]:
《 紙谷 弘子(かみや・ひろこ) 》-メゾ・ソプラノ
- 東京芸術大学卒業。同大学院修了。ウィーンにてドイツ歌曲を学ぶ。第7回奏楽堂主 催日本歌曲コンクール第3位入賞。友愛ドイツ歌曲コンクール第2位入賞。
- オペラ:モーツァルト「魔笛」、「フィガロの結婚」、ビゼー「カルメン」等に出演。2011年2月、新国立歌劇場中劇場にて、シューマン「ゲノフェーファ」マルガレータ役で出演が決まっている。ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「ハ短調ミサ」「レクイエム」、バッハ「クリスマス・オラトリオ」、ヘンデル「メサイア」等のソリストとしても活躍中。演連コンサート146東京文化会館小ホールに於いてリサイタルデビュー。
- 現在洗足学園音楽大学、聖徳大学音楽研究センター各講師。東京室内歌劇場、二期会会員。
《 小林 由佳(こばやし・ゆか) 》-ピアノ
- 東京音楽大学ピァノ演奏家コース卒業。同大学研究科修了。
- ピアノと共にエレクトーン音楽の新しいかたちを模索し、自らの編曲によりオペラ、器楽伴奏を国内外で数多く行う。
- 特に水戸芸術館「魔笛」では音楽評論家吉田秀和氏よりその演奏を朝日新聞誌上で高く評価された。
- 07年5月には衣装デザイナー・ワダエミ氏主催コンサートで高円宮妃の前での編曲・演奏が琵琶湖テレビで放送、07年7月には国際的バイオリニスト久保田巧氏と共演、08年6月にはブラジル/ロンドリナ市で日本移民100周年に招跨され記念コンサートとミサに出演。
- また毎年横浜開港祭では編曲と演奏で内外Pop系アーティストと共演。現在東京音楽大学講師。
第02回['10.10.19]:
《 猿山 順子(さるやま・じゅんこ) 》-ソプラノ
- 国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ第38期マス タークラス修了。修了時に優秀賞受賞。
- オペラでは二期会公演モーツァルト『魔笛』 に'00年はパパゲーナ役、'07年は童子1役で出演。ニューオペラプロダクションビ ゼー『カルメン』フラスキータ役、林光作曲『おこんじょうるり』おこん役、東京室内 歌劇場ブルー・アイランド版『フィガロの結婚』バルバリーナ役。
- 昭島市政50周年オ ペラ『いさな』沙菜女役をはじめ、ヴェルディ『仮面舞踏会』オスカル役、プッチー 二『ラ・ボエーム』ムゼヅタ役等に出演。
- 宗教曲のソリストや、日本フィル夏休みコン サート、日生劇場「音楽探検隊家族のおはなし」などに出演。二期会会員、東京室内 歌劇場会員。
《 徳富 香恵(とくとみ・かえ) 》-ピアノ
- 東京音楽大学ピアノ科卒業。ピアノを吉田真美、清水美左子、長島圭太、伴奏法 を呉恵珠、塚田佳男、室内楽を平井丈一郎、平井秀明、和声学を糀場富美子各氏に師事。
- 第4回榛名梅の里音楽祭&「日本の歌」スプリングセミナーにおいて奨励賞を受賞。
- ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と共演。カント・アパッショナートのアッシジやグンポルツキルヘン、ヘルシンキ、エジンバラなどの公演に 出演。2003年より福光IOX-AROSA音楽セミナーにおいて講師ピアニストを務める。
- 現在、声楽やオペラ、合唱団の伴奏、室内楽などで活躍中。東京室内歌劇場器楽会員。
第01回['10.09.21]:
《 末吉 朋子(すえよし・ともこ) 》-ソプラノ
- 国立音楽大学卒業。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。国際オペラコンペティション「ドン・ジョヴァンニ」イタリア選に渡航費援助を得て出場。01~03年イタリア・ヴェローナにて研鎭をつむ。
- 東京室内歌劇場公演「秘密の結婚」では急遽代役でエリゼッタ役で主演デビュー。また「コジ・ファン・トゥッテ(デスピーナ)」「魔笛(夜の女王)」、日本オペラ協会「天守物語(萩)」、東京室内歌劇場「偽りの女庭師(セルペッタ)」などのほか、国内外のコンサート、学校公演などにも多数出演している。2010年12月には東京室内歌劇場「ラ・カリスト」に主演予定。
- 東京室内歌劇場会員、藤原歌劇団団員。
《 黒木 直子(くろき・なおこ) 》-ピアノ
- 東京音楽大学卒業、同研究科修了。フランス・ニース国際夏期音楽アカデミー受講、歌曲解釈クラスにて世界的名伴奏者D.ボールドウィン氏に師事。推薦コンサートに出演しディプロマ取得。2005年より、ローマに1年間留学。
- 伊独文化協会主催のモーツァルト生誕250周年記念コンサートなど、様々な演奏会に出演し帰国。二期会サロンコンサートなどをはじめとする、 声楽コンサートの伴奏者として活動している。
- 二期会オペレッタ研究会ピアニスト。